TODA E.N.T. CLINIC
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アレルギー科

外から異物が入ると、排除しようとする免疫反応が備わっています。アレルギーとは、この免疫反応が過剰に起こった状態です。異物はアレルゲンと呼ばれます。
アレルゲンからの回避や薬物治療が主な治療法となります。当院では最新の舌下免疫療法、レーザー治療などを取り入れて、様々なニーズに応えてまいります。

アレルギーでおこる疾患

  • 花粉症・通年性アレルギー性鼻炎
  • アトピー性皮膚炎

近年はアレルギーの治療に大きな変革がおこっています。
耳鼻咽喉科領域ではスギ花粉やダニアレルギーの根治的な治療である舌下免疫療法が始まりました。ステロイドの点鼻、軟膏、吸入薬があらためて見直されています。
当院ではこれからも最新の医療に取り組んでまいります。尚、アトピー性皮膚炎、喘息、小学生以下の食物アレルギーは、専門医のいる施設をご紹介しております。

20分でわかるアレルギー検査

アレルゲンには季節毎に現れるものと、1年間を通じて現れるものがあります。
アレルゲンごとに対策が異なりますので、何が原因で症状が起こるのかを知ることは大切です。

この検査はアレルゲンとなる代表的な8項目が当日20分で判明するので、忙しくて再診が難しいビジネスマンに向いています。
指先から少量の採血で済むことから、採血が苦手な小さなお子さんにもお勧めします。

測定できるアレルゲンは、ハウスダスト系(ヤケヒョウヒダニ・ゴキブリ・イヌ・ネコ)、花粉系(スギ・カモガヤ・ブタクサ・ヨモギ)の8項目です。検査は2歳児から行うことができ、こども医療費受給資格者証が使用できます。

≫ 20分でわかる花粉症検査

39種類のアレルゲンがわかる検査

構成するアレルゲン項目には、アレルギー性鼻炎の原因物質として認知度が高まりつつある屋内アレルゲンの昆虫(蛾・ゴキブリ)や、患者さまが増加傾向にあるOAS(口腔アレルギー症候群)の代表的な食物であるキウイや林檎、さらにアレルゲンとして判別しにくい鯖や胡麻などの食物アレルギーのアレルゲンにも対応しています。
2016年4月よりバナナ、豚肉、オオアワガエリの3項目が追加され、合計39項目が1回の採血で測定できるようになりました。

Viewアレルギー39で調べられるアレルゲン
食餌性

卵白、オボムコイド、ミルク、小麦、ピーナッツ、大豆、ソバ、ゴマ、米、エビ、カニ、キウイ、リンゴ、バナナ、マグロ、サケ、サバ、牛肉、鶏肉、豚肉

吸入系

ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト、ネコ皮屑、ガ、ゴキブリ、スギ、ヒノキ、ハンノキ(属)、シラカンバ(属)、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア、アスペルギルス、カンジダ、マラセチア(属)、オオアワガエリ

その他

ラテックス(ゴム)

花粉症・通年性アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎の患者さんが近年増加しています。春のスギ花粉によるアレルギー性鼻炎を「花粉症」と呼んで分けていますが、春には、ハンノキ、ヒノキ、シラカンバ、夏にはカモガヤ(イネ科の雑草)、秋にはブタクサ、ヨモギ(キク科の雑草)の花粉が飛散しています。ハウスダスト(ダニ、カビ、ペットのフケ)などは、通年性のアレルギーを引き起こします。花粉が多く飛散する年は、新たに花粉症を発症する方も多い傾向があります。十分に対策してください。

鼻アレルギー診療ガイドラインによる治療

重症度に応じたお薬を使うようにガイドラインで定められています。中等度以上では、複数の内服やステロイド点鼻を組み合わせて効果を高めるように推奨されています。

お薬の効き具合や眠気などの副作用には、個人差があることがわかってきました。患者さんの体質に合った処方をするように心がけています。

ジェネリック医薬品による費用の軽減にも努めてまいります。
眠気が少ない内服が発売されましたので、学生や車を運転される方にお勧めしています。
また、小さなお子さんや妊娠中や授乳中の方にも使用できるお薬もありますので、お気軽にご相談ください。

舌下免疫療法

舌下免疫療法とは?

スギ花粉症やダニアレルギーの治療法に、アレルゲン免疫療法があります。
アレルゲン免疫療法は、100年以上も前から行われている治療法です。アレルゲンを含む治療薬を皮下に注射する「皮下免疫療法」が行われていますが、近年では治療薬を舌の下に投与する「舌下免疫療法」が新登場し、自宅で服用できるようになりました。スギ舌下免疫療法では初年度から86%の方が治療効果に満足されます。ダニアレルギー舌下免疫療法は開始3か月頃から症状の改善が期待されます。ダニアレルギーの方は通年でアレルギー治療薬を服用しておりますので、一緒に舌下免疫療法を行うことをおすすめしております。

原理はアレルギーの原因となるアレルゲンを舌の下に少量から投与することで体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげます。アレルギー症状を治したり、長期間にわたり症状を抑える可能性のある治療法です。5歳から治療が受けられます。

費用は?

保険が適応されます。小児医療証が使用できます。
3割負担の場合の28日分のお薬代は以下となります。その他に診察料、処方箋料が加わります。

スギ花粉症
最初の1か月 約1000円 維持の1か月 約1200円

ダニアレルギー
最初の1か月 約1300円 維持の1か月 約1600円
期待できる効果は?
  • くしゃみ、鼻汁、鼻づまりの改善
  • 涙目、目のかゆみの改善
  • アレルギー治療薬の減量
  • QOL(生活の質)の改善
ご理解いただきたいこと
  • アレルギー反応がおこる可能性があり、まれに重篤な症状が発現する可能性があります。
  • 数年にわたり継続して毎日1回服用します。(3年以上推奨)
  • すべての患者さんに効果が期待できるわけではありません。
  • 月1回受診する必要があります。
  • 治療を受けられない方
    重症気管支喘息/65歳以上/妊婦・授乳婦/非選択的β遮断薬内服患者/全身性ステロイド薬内服患者/悪性腫瘍・自己免疫疾患・免疫不全患者
治療開始時期は?

スギ花粉が飛んでいる時期は、治療を新たに開始することはできません。
スギ花粉症の「アレルゲン」は「スギ花粉」であり、花粉が飛んでいる時期はアレルゲンに対する体の反応性が過敏になっています。そのためスギ花粉が飛んでいない時期に治療を開始します。当院では安全面を考慮して、「スギ花粉」「ダニアレルギー」の新規受付を毎年5月~12月におこなっております。

治療の流れ①~確定診断~

血液検査で「スギ花粉症」「ダニアレルギー」の確定診断を行います。春花粉(ハンノキ、シラカンバ、ヒノキ)、夏花粉(カモガヤ)、秋花粉(ヨモギ、ブタクサ)の有無も調べます。

治療の流れ②~レクチャー~

治療方法や副作用への対処法など大切なレクチャーを行います。

治療の流れ③~実際の投与~

毎朝、舌下免疫錠を舌の下に置き、1分間保持したあとに飲み込みます。その後5分間はうがい・飲食を控えます。最初の1週間は少量から服用し体を慣らす期間です。初めての投与は医師の監督のもと行います。クリニックで30分間待機していただき、副作用が発現しないことを確認します。2日目からは自宅で服用します。1週間後に問題がなければ、通常量の服用へ移行します。以降は月1回診察へお越しください。

少量から服用→決められた一定量を服用(定期的に受診)

治療の流れ④~2年後の効果判定~

効果のある方は「スギ花粉症」で約8割、「ダニアレルギー」で約6割です。効果のある方には更に1~2年継続し、治療を終えます。効果のない方は残念ですが舌下免疫療法が体質的に合わないと判断し、治療は2年で終了となります。

こちらのサイトでも詳しくご案内しておりますので、ご興味ある方はクリックしてください。

トリーさんのアレルゲン免疫療法ナビ

レーザー治療

お薬でも症状が改善しない方や、眠気の副作用でお薬を飲みたくない方がおられます。このような方にレーザー治療をお勧めしています。

5月~12月に新規受付を行っております。クリニックでレーザー治療の適応を判断して、治療日の予約をいたします。

≫ レーザー治療

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