戸田耳鼻咽喉科では丁寧な問診と診察、適切な検査を行いながら治療にあたります。
不安を取り除き、安心して頂けるよう、十分な説明を心がけています。
花粉症
詳しくはアレルギーのページでご説明します。
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アレルギー性鼻炎
詳しくはアレルギーのページでご説明します。
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副鼻腔炎
副鼻腔炎は、かつて「ちくのう症」と呼ばれていました。副鼻腔は頬(ほお)、額(ひたい)の骨の中にある空洞で、鼻とつながっています。ここに膿がたまる病気です。
症状
- 鼻がつまる
- 色のついた鼻汁がでる
- 鼻汁がのどへまわる
- 食べ物のにおいがしない
- 顔面が痛む
- 咳がでる
原因
- 風邪がきっかけとなり、細菌感染がおこる
- 虫歯や歯槽膿漏の炎症が副鼻腔までひろがる
- 真菌(カビ)など、抗生物質が効かない病原菌でおこる
- 飛行機に搭乗して、急激な気圧の変化でおこる
- 副鼻腔の腫瘍(がん)が副鼻腔炎に似た症状をおこす
診断
副鼻腔炎の治療は原因を調べることから始まります。検査機器としてファイバースコープ、デジタルレントゲン、CTを完備しました。特にCTは虫歯・真菌・腫瘍の鑑別、手術の判断に大変有用です。当院では埼玉県で数少ない耳鼻科専用CTを導入しております。このCTは撮影時間15秒と短時間で完了し、被ばく線量も従来型CTの1/25~1/10まで低減され、身体へのご負担に配慮しております。検査結果は当日にご説明し、治療方針を決定します。
治療
急性鼻副鼻腔炎診療ガイドラインに沿った治療を行います。中等症~重症の方には抗生剤を使って治療します。体質的に治りにくい方はマクロライド系抗生物質を3か月程度続けることが行われ、良い治療成績が得られています(マクロライド少量長期投与)。
これらの治療を行っても3か月以上治らない方には、手術をご提案することがあります。病院選びは信頼のできる施設をご紹介しております。
鼻出血
鼻出血の8割以上はキーゼルバッハという場所で起こります。キーゼルバッハとは、鼻に指を入れたときに指先が触れる内側の骨の部位で、たくさんの血管が集まっています。
お子さんの鼻血は日常よく見られます。たくさんの鼻汁でキーゼルバッハの粘膜が荒れていると出血しやすくなります。普段から鼻の粘膜の保湿と出血時の対応を理解することが大切です。
鼻出血の対応
- 椅子に座って、あごを引いて下を向く
- 鼻の孔の入り口を親指と人差し指でつまむ
- 10分程度つまんだら、そっと指をはなす
- 止まらない時には、さらに10分間つまむ
- 落ち着いたら、早めに耳鼻咽喉科を受診する
- 止まらない、出血の量が多い時には、救急で電話相談する
成人ではキーゼルバッハ以外にも、鼻の奥から出血するケースがみられます。また、鼻の腫瘍(がん)や血液の病気などで出血することがあります。鼻出血を繰り返す場合には、耳鼻咽喉科を受診してください。
後鼻漏
症状
- 鼻水がのどにまわる
- 早朝、痰がからむ
- のどの上がヒリヒリする
原因
鼻の奥には上咽頭と呼ばれる部分があります。風邪をひくと、上咽頭は赤く腫れあがり、ベタベタした痰が付着します。上咽頭炎が慢性化すると、健康な時にも、これらの症状が現れます。また、アレルギーや副鼻腔炎による鼻汁が実際にのどへ流れているケースもあります。
診断
ファイバースコープという細い内視鏡で、鼻や上咽頭を詳しく観察します。
必要であればCTやアレルギー検査を行います。
治療
急性鼻副鼻腔炎診療ガイドラインに準拠して治療いたします。発症3ヶ月までは抗菌剤による保存的治療を行います。初期治療ではセフェム系、キノロン系抗菌薬が主に使用されます。また1ヶ月以上遷延するケースではマクロライド系抗菌薬の少量長期投与が有効とされます。真菌、虫歯などが原因となる場合、あるいは腫瘍の可能性が否定出来ない場合は手術をご提案します。病院選びは患者様の意向を伺いながら、信頼のできる施設をご紹介します。
鼻づまり
鼻づまりのために、仕事に集中できない、眠れないなどお困りの方が多くおられます。鼻づまりは様々な病気でおこります。当院では鼻づまりの専門機器を導入して治療に努めております。お気軽にご相談ください。
嗅覚障害
嗅覚障害は、新型コロナウイルスに代表されるウイルス感染症・副鼻腔炎・頭部外傷などの要因で発症します。原因を調べるために内視鏡・嗅覚検査・CT・MRIを行います。治療は発症早期から漢方薬・ステロイド点鼻・嗅覚刺激療法をご提案しております。